菊花賞(GⅠ)
1着キセキ
2着クリンチャー
3着ポポカテペトル
土砂降りの京都競馬場。
まさにクラシック最終戦は荒れ模様の菊花賞となりましたね。
勝ったのはキセキ。
今年の夏、最大の上がり馬が見事に栄冠を手にした結果でした。
父ルーラーシップに似て、この重い馬場は上手く走り抜けた。まさに直線の抜け出し方は力強さそのものでしたね。
本来は飛びの大きい馬に見えるが、後脚のキック力が半端なく、重い馬場を叩きつける推進力となっていた。
ミルコの乗り方も完璧。
馬場の良いところを選んで走り、折り合いに専念。この重い馬場をいかに乗りこなすかに対して欧州の経験値が大きく効いたレースにも見えた。
そしてなんといっても勝ちタイム。
3分18秒9って天皇賞の様な勝ちタイム。
いかに苦しくもタフで厳しい馬場状態だったかを物語る結果となった。
キセキはこの菊花賞制覇で間違いなく自信をつけたはず。
相当タフなレースだった分、疲労は心配だが来年以降も充分期待できる馬だ。
そして2着のクリンチャー。
なんか一部では藤岡兄の神騎乗的に騒がれているみたいですけど、今回の模擬レースをすでにセントライト記念で試してましたよね。
それが適性の差で食い込めたのだけのこと。
それはおそらくは母系のブライアンズタイムの血。
土壇場でのスタミナ比べに持ち込めたのが要因。
やっぱりこれだけタフな菊花賞は近年のスピード重視の競馬ではなく、本来の本当に強いか馬が勝つと言われる菊花賞のあるべき姿というべきレースだったと思う。
そして最後に僕の本命馬ダンビュライトについて。
乗り方は完璧だった。
神戸新聞杯でトライアルしていたレースをこの本番でも出すことが出来た。
最後はスタミナ切れで鈍ったが、充分に見せ場は作ってくれた。
ナイスランである。
クラシック皆勤賞でしっかり最後のこの菊花賞でも5着に入線。
まだ1勝馬ながらも来年以降、一皮向けたダンビュライトになってもらいたい。
最後に僕の予想印の結果を。
単複ではなくボックスなら当たってましたね。残念!!
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